君の膵臓をたべたい

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二人の距離には、まだ名前がない。
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sumika「ファンファーレ」anime film
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イントロダクション

『また、同じ夢を見ていた』『よるのばけもの』(双葉社刊)『か「」く「」し「」ご「」と「』(新潮社刊)『青くて痛くて脆い』(KADOKAWA刊)……数々の話題作で知られる小説家・住野よる。『君の膵臓をたべたい』はそのデビュー作にして、代表作だ。小説投稿サイトでの公開を経て、双葉社より2015年6月に書籍化。タイトルの印象的なフレーズと、切なくも美しい内容で刊行直後から大きな反響を巻き起こし、累計発行部数は260万部を超える。2017年7月には実写映画が公開され、こちらも大ヒットを記録。『キミスイ』の衝撃は、刊行から三年以上の月日が経った今も深く、静かに広がり続けている。そして2018年9月。満を持して、劇場アニメ映画が全国公開されることとなった。
主人公である「僕」を演じるのは、映画『PとJK』『散歩する侵略者』などで確かな実力を示し、今年発表された第72回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を受賞した注目の俳優・高杉真宙。ヒロインである山内桜良は、数々のテレビアニメや吹き替えで活躍中の若手人気声優・Lynnが担当。ふたりを取り巻く登場人物には、藤井ゆきよ、内田雄馬、福島潤、田中敦子、三木眞一郎ら豪華声優陣が参加。さらに、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめ数多の賞に輝き、近年もNHK連続テレビ小説『ひよっこ』などで素晴らしい存在感を見せている女優・和久井映見が、桜良の母を演じる。アニメーション制作を手がけるのは、『うしおととら』のスタジオヴォルン。監督を務めるのは、『ワンパンマン』『ALL OUT!!』などで主要スタッフのひとりとして作品を支え、今作で監督デビューを飾る新進気鋭の才能・牛嶋新一郎。今作では原作者の全面協力のもと、脚本も自ら手がけ、活字で描き出された作品世界を、丁寧な手つきで映像表現へと変換している。充実のキャスト・スタッフ陣が集結し、アニメならではの繊細な表現で描かれる『キミスイ』の世界。この秋、最も美しい「春」が、スクリーンに咲き誇る。

ストーリー

彼女は言った。「君の膵臓をたべたい」春。まだ遅咲きの桜が咲いている、4月のこと。他人に興味をもたず、いつもひとりで本を読んでいる高校生の「僕」は、病院の待合室で、一冊の文庫本を拾う。手書きの文字で『共病文庫』と題されたその本は、天真爛漫なクラスの人気者・山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。日記の中身を目にした「僕」に、桜良は自分が膵臓の病気で余命いくばくもないことを告げる。それは、家族と医師以外には病気を隠している彼女にとってただひとり、秘密を共有する相手ができた瞬間だった。最期の日が訪れるまで、なるべくこれまでどおりの日常生活を送りながら、やりたいことをやり、精一杯人生を楽しもうとする桜良。そんな彼女の奔放な行動に振り回され、「僕」の心は少しずつ変化していく。――それは、「僕」の春の思い出。彼女の一生の思い出。

キャスト

「僕」 高杉真宙
他人と深くかかわることをなるべく避けるようにして生きている高校生。読書を好む。病院で手にした「共病文庫」によって、桜良の秘密を知ってしまう。

キャストプロフィール

1996年7月4日生まれ。福岡県出身。2012年公開の「カルテット!」で映画初主演。
「ぼんとリンちゃん」で第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。
2017年、主演を含む6本の映画に出演。「逆光の頃」で第9回TAMA映画賞最優秀新進俳優賞、「散歩する侵略者」で第72回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を受賞。
2018年は「プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~」「世界でいちばん長い写真」「虹色デイズ」「ギャングース」、4月スタートの連続ドラマ「モンテ・クリスト伯~華麗なる復讐~」など出演作多数。
コメントムービー
山内桜良 Lynn
「僕」のクラスメイト。膵臓の病気で余命いくばくもないが、そのことを家族以外には知らせていない。明朗快活な性格で、好奇心旺盛。

キャストプロフィール

新潟県出身。2016年放送のTVアニメ「競女!!!!!!!!」で初主演。
「風夏」「ハイスクール・フリート」「メルヘン・メドヘン」など多くの人気アニメーション作品でメインキャラクターを務める。
外画や海外ドラマの吹き替えでも活躍中。
コメントムービー
恭子:藤井ゆきよ
桜良の幼なじみで親友。いつも桜良のことを保護者のように見つめており、彼女を傷つけそうな存在は、何であれ近づくことを認めない。気が強い。

キャストプロフィール

5月8日生まれ。神奈川県出身。アニメやゲーム、実写作品など幅広い分野で活躍する。2013年、劇場アニメ「サカサマのパテマ」で初主演を果たし、同年の「アイドルマスターミリオンライブ!」所恵美役で人気を博す。近作に「ゲゲゲの鬼太郎」(18年)犬山まな、「citrus」(18年)谷口はるみ、「魔法陣グルグル」(17年)トマ・パロット、「美少女戦士セーラームーンCrystal」(16年)土萠ほたる / セーラーサターンなど。
隆弘 :内田雄馬
「僕」と桜良のクラスの学級委員。品行方正な優等生。クラスの人気者。

キャストプロフィール

9月21日生まれ。東京都出身。アイムエンタープライズ所属。2014年「ガンダムビルドファイターズトライ」で初めてメインキャラクターのコウサカ・ユウマを担当。その後、「学戦都市アスタリスク」(15~16年) 夜吹英士郎、「ReLIFE」(16年)大神和臣、「アイドルマスターSideM」(17年)桜庭薫など、多岐に渡る作品に出演。TVアニメ作品だけでなく、劇場アニメやゲーム、ラジオ、ナレーションでの経験を持つ。2017年には、第11回声優アワード新人男優賞を受賞。
ガム君 :福島潤
「僕」と桜良が知り合ってから、「僕」に話しかけるようになったクラスメイト。会話すると、なぜかガムをくれようとする。

キャストプロフィール

9月4日生まれ。愛媛県出身。アーツビジョン所属。1998年に「ヨシモトムチッ子物語」で声優デビュー。2013年に「弱虫ペダル」鳴子章吉役として人気を博し、2016年には「この素晴らしい世界に祝福を!」で主人公・カズマを演じる。TVドラマ「デスノート」(15年)リュークの声を担当するなど活躍の場を広げている。近作に、「Re:CREATORS」(17年)大西にしお、「メジャーセカンド」(18年)眉村渉など。
「僕」の母:田中敦子
息子である「僕」のことを静かに見守っている。滅多に干渉するようなことはないが、勘は鋭い。

キャストプロフィール

11月14日生まれ。群馬県出身。マウスプロモーション所属。主な作品として、「機動戦士Vガンダム」(93年)ユカ・マイラス、劇場版「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」(95年)草薙素子、「ジョジョの奇妙な冒険」(13年)リサリサ<エリザベス・ジョースター>、「Fate/stay night〔Unlimited Blade Works〕」(14~15年)キャスターなど。アニメだけでなく、洋画作品で、ニコール・キッドマンやケイト・ベッキンセールなどの吹き替えを多数担当している。
「僕」の父:三木眞一郎
平凡で善良、「僕」との関係は特に良くも悪くもない。夫婦仲も良好。

キャストプロフィール

3月18日生まれ。東京都出身。81プロデュース所属。主な出演作に「ポケットモンスター」シリーズ コジロウ、「機動戦士ガンダム00」ロックオン・ストラトス、「THE REFLECTION」エクスオン、「HUGっと!プリキュア」リストル、「エレメンタリー ホームズ&ワトソンin NY」シャーロック・ホームズ(ジョニー・リー・ミラー)など。第4回声優アワードにて「助演男優賞」、第8回声優アワードにて「富山敬賞」を受賞。
桜良の母:和久井映見
病気が発覚してから、桜良の願いをなるべく叶えるように行動している、心優しい女性。

キャストプロフィール

『就職戦線異状なし』『息子』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、『虹の橋』で同賞最優秀主演女優賞を受賞。近年のドラマに『大河ドラマ 平清盛』『ラストコップ』『連続テレビ小説 ひよっこ』『ユニバーサル広告社』など。映画『体操しようよ』が2018年11月9日より上映。

スタッフ

原作
住野よる

コメント

『君の膵臓をたべたい』(双葉社 刊)
原作イラスト
loundraw
監督・脚本
牛嶋新一郎

コメント

キャラクターデザイン・総作画監督
岡 勇一

コメント

美術監督
小川友佳子
美術監督補佐
渡辺佳人
色彩設計
堀川佳典
撮影監修
斉藤 寛
撮影監督
小池真由子
3DCG監督
岸 これみ
編集
神宮司由美
音響監督
はたしょう二
音響効果
出雲範子
音楽
世武裕子
アニメーションプロデューサー
三田圭志
アニメーション制作
スタジオヴォルン
配給
アニプレックス
製作
君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ

主題歌/音楽

主題歌
オープニングテーマ・劇中歌・主題歌 制作決定!

神奈川県川崎市出身、片岡健太(Vo./Gt.)、荒井智之(Dr./Cho.)、黒田隼之介(Gt./Cho.)、小川貴之(Key./Cho.)からなる4人組バンド。 様々な人にとっての“sumika(住処)”のような場所になって欲しいとの願いを込めて、2013年5月に結成。 2017年はバンド史上最大規模のツアーを敢行、Zepp DiverCityTOKYOを始め全ての会場でチケットは即完売。5月に購入者が自ら価格を設定して購入する価格設定自由音源「Dress Farm #3」を発表、そして7月には1stフルアルバム「Familia」をリリースし、オリコン週間チャート5位を記録。 2018年4月には『Fiction e.p』をリリースし、オリコン週間チャート3位を記録、5月から始まるツアーは日本武道館2daysを始め各所でソールドアウトが出るなど、人気が加速している最注目バンド。

sumika OFFICIAL WEBSITE
http://sumika-official.com/

『ファンファーレ / 春夏秋冬』

発売日:2018年8月29日(水)

初回生産限定盤:CD+DVD ¥1,600+tax / SRCL-9900~9901
・スリーブケース仕様
・原作者・住野よる書き下ろしショートストーリー
 「日々の透き通るもたれ合い」封入

通常盤:CD only ¥1,000+tax / SRCL-9902

収録内容

<CD> ※初回生産限定盤、通常盤共通

  • 1.ファンファーレ … 劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』オープニングテーマ
  • 2.春夏秋冬 … 劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』主題歌
  • 3.ファンファーレ (Instrumental)
  • 4.春夏秋冬 (Instrumental)

<DVD> ※初回生産限定盤のみ

  • sumika Film #4
  • 1.ファンファーレ MUSIC VIDEO
  • 2.Documentary
sumika 片岡健太(Vo./Gt.)コメント
牛嶋監督とは楽曲制作前から打ち合わせをさせて頂いて、その後も1曲ずつ、お互いのイメージ共有をしながら進めました。作品と真摯に向き合っている事が、コンテの端々からも伝わってきて、この作品に音楽家として携われる幸せを噛み締めながら、楽曲制作に臨む事が出来ました。
素晴らしい原作があって、そこにリスペクトを持った制作チームと共に、化学変化を楽しみながら、作品を作り上げました。一ファンとしても完成を心から楽しみにしております。
住野よる先生コメント
まずファンとしてとても嬉しいです。数年前に読者さんから教えていただいたことがきっかけでsumikaの音楽に出逢い、ファンになりました。CDを買いライブも行きTシャツも持っています。
そして、作者としての嬉しさがあります。『君の膵臓をたべたい』はまぎれもなく読者さんが世に送り出し、育ててきてくれたお話です。そのアニメの曲を、読者さんを通じて知ったsumikaの皆さんが作ってくださることは、『君の膵臓をたべたい』という本へのクライマックスとして、これ以上なく素敵なことだと感じています。
牛嶋新一郎監督コメント
最初にsumikaさんに各シーンのイメージや曲調を提示し、そこに歌詞と曲をつけてもらう形で楽曲制作を進めました。何度か机を囲んで話し合いをさせていただき、ここまで作品に寄り添って楽曲を作っていただいた経験もないので、本当にありがたいことだと感じています。
映画スタッフが繊細に作りこんだ映像に、sumikaさんの曲が乗ったとき、とても美しい化学変化を起こすことができたと思っています。原作ファン、sumikaファンの方々が、映画を通して、相互的に好きになってもらえたら幸いです。
音楽

劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」 Original Soundtrack

発売日:2018年8月29日(水)

価格:¥3,000+税 SVWC-70364

9月1日に全国公開となる劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」のオリジナルサウンドトラック。音楽・世武裕子の劇伴を豪華収録。
sumika「秘密 (movie ver.)」収録
スタジオヴォルン描き下ろしイラストジャケット仕様

※仕様・収録内容は告知なく変更になる場合がございます。

Original Soundtrack スペシャル試聴ムービー

トレーラー

  • 特典ムービー
  • 桜良ムービー
  • BD&DVD発売決定PV
  • 本予告
  • 本予告(30秒ver.)

  • 本予告(15秒ver.)
  • TVCM
  • 第一弾特報
  • 第二弾特報
  • 第三弾特報